カンタン手作り犬ごはん 我が家の材料と作り方

愛犬

愛犬がいつもフードをいやいや食べている。いろいろなブランドを試しても、いっこうに食が進まない。

飼い主としては、毎日のごはんをおいしくがっつり食べてほしいから、悲しくなりますね。

でも、こんなワンちゃん、けっこう多いのかも。

食が細かったり、ドライフードを好まないワンちゃんには、手作りごはんがオススメです。

基本さえ押さえれば意外と簡単で、調理時間もそんなにかかりません。

なにより大喜びして食べてくれるから、作る方も幸せになります。

今回は、我が家のある日の犬ごはんを紹介します。

材料は飼い主が普段食べている肉、野菜、ごはんでOK

この日の材料

※2匹の2日分です。

  • 鶏むね肉 450g(ゆでたあと一部をおやつ用にとりおき、300gほど使用)
  • しょうが 薄切り2枚
  • 大根 しっぽを5~6センチくらい
  • にんじん 3~4センチくらい
  • 白菜 大きな葉を2枚
  • アスパラガス 7~8本くらい
  • ミニトマト 10個くらい
  • ごはん 300g

適正量は犬によってそれぞれ

上の分量は2匹(体重6キロのビションと、4.5キロのマルチーズの女の子)の2日分です。

必要な食べ物の量は犬によって個体差があるので(ドライフードでも同じですね)、単純に体重との比率で割り出せるものではありませんが、本などと合わせてご参考になれば。

ちなみに我が家の「ガールズ」は、見た目の大きさも体重もけっこう違うのに、ほぼ同じ量を食べて体重を維持しています。

マルチのほうが運動量が多いし、消化吸収の効率や体質も違うのでしょうね。

9歳と8歳でシニア期に入りましたが、若い頃と同じ量を食べていても太る気配はないので、今のところ量は変えていません。

今後、やせてくるようなら増やして、太ってくるようなら減らすようにして調節していくつもりです。

基本は見た目で、肉:野菜:ごはん=1:1:1

これは、よく本で紹介されている目安ですが、ここから大きく外れなければ、今日は肉が少なかったとか、野菜が足りなかったとか、そんな日があってもだいじょうぶ。

1週間や1か月の長い目で見て、トータルでバランスが取れていれば、手作りごはんのせいで栄養バランスが崩れるなどの心配はしなくてもいいのではないかなと思います。

むしろ、ずっと同じフードをあげ続けるほうが、わたし的には心配かなあ。

鶏むね肉のスープごはんの作り方

1. 鶏むね肉を水からゆでます。しょうがも入れて。

水の量は適当です。肉がある程度つかったほうが、しっとりゆであがります。

強火にかけ、沸騰したら一度ひっくり返します。

また沸騰してきたら、ごく弱火に落とします。

うちの厚くて密閉性のいいステンレス鍋では、フタをして超弱火で1時間くらいでしっとりゆで上がります。

中まで火が通ったら、スープごと冷ましておきます。

2. 野菜を食べやすい大きさに切ります。

小型犬なので小さめに刻んでいます。フードの粒の大きさを参考にするといいですね。

3. 鶏のゆで汁に水を加えて中火にかけます。2匹の1日分で500mlくらいです。

大根、にんじん、白菜の硬い部分から先に入れ、沸騰してきたら白菜の葉やアスパラ、トマトを加えます。

4. 炊いたごはんを投入。冷ごはんでもだいじょうぶです。

冷凍したごはんは、レンジで温めてから加えます。

あげるまで時間がないときは、熱々のスープに冷たいごはんを入れたほうが速く冷めます。

うちではごはんを炊いたら、犬ごはん用に150g(2匹の1日分)ずつタッパーに小分けして、冷蔵と冷凍しています。

5. 先ほどゆでた鶏むね肉を、切ったりほぐしたりして食べやすい大きさにします。

スープごはんに加えたら、できあがり!

調味料は使いませんが、鶏と野菜のだしがきいていて、おいしいですよ。ぜひ飼い主さんも味見してみてください。

ワンコたち、大喜びであっという間に完食です。

ビションのYukiも、このとおりご満悦。

この子があまり水を飲まないので、うちは365日スープごはんですが、普通に水を飲むワンちゃんであれば、チャーハンタイプとか、丼物タイプとかいろいろバリエーションをつけられますね。

飼い主の負担にならない範囲で、ワンコ大喜びの手作りごはんを一緒に楽しみましょう!

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