前回は「バレットジャーナルのはじめ方(2)フューチャーログを作る」で、フューチャーログについてご紹介しました。
今回は、マンスリーログを作ります。
マンスリーログで、その月の予定がひと目でわかる
マンスリーログは、見開き2ページ分に、1か月の予定や計画を書いていきます。
一般的な手帳も、昔からマンスリー形式のものが多いから、なじみがありますね。
バレットジャーナルがちょっと特殊なのは、マンスリーのページを、その月(の直前)になるまで用意しないところでしょうか。
でもそうすると、たとえば10月に11月の予定が入ったらどうするの?
その場合は、いったんフューチャーログに書いておきます。
それで、11月のマンスリーログを作ったら、フューチャーログに書き込んでおいた予定をマンスリーログに書き写すのです。
これって二度手間では?
たしかにちょっと面倒です。
でも、このプロセスがけっこう大事なのかも。
しかも、フューチャーからマンスリーで終わりではありません。
引き続きマンスリーからウィークリーへ、ウィークリーからデイリーへ、と順繰りに書き写していくことになります。
でも、だからこそ、その過程で「あ、これはもうする必要ないな」とか、「今月/今週/今日しなくてもいい」とか、タスクを見直すきっかけになるようです。
忘れたくない予定の場合は、書くたびに「そうだった!」と、いいリマインドになります。
わたしが作ったマンスリーログ
バレットジャーナルの典型的なマンスリーログは、縦に日付と曜日を並べたシンプルなものです。
どんなものかといいますと、「バレットジャーナル公式サイト」をずずーっとスクロールして「The Monthly Log」という部分を見ていただければ。
すごーくシンプルで、さっと書けそうですよね。
でも、わたしはこれでは、今日がどこなのかさっぱりわからない(汗)
長年慣れ親しんだカレンダーの空間認識(?)といいますか、ひと月のカレンダーのだいたいあのあたり~という場所の感覚が大事みたいです。
あれで時が進んでいっているのを把握しているらしく、縦に数字が並んでもさっぱりピンときません。
なので、わたしの場合は、マンスリーログはカレンダー形式でないと!
ちょっと手間だけど、えっちらおっちら線を引いて、自作でカレンダーを作りました。
うむ。なんとも不格好だ。
これって、市販のカレンダー付きの手帳を使ったほうが早くない?
そのほうがきれいだし。
正直そう思います。はい。このカレンダーの枠線を手で書く意味はあるんだろうか。
とりあえず手書きでいってみますが、そのうちカレンダー型の手帳と併用、もしくはカレンダーをプリントアウトして貼るなどの手を使うかもしれません。
それではバレットジャーナルじゃなくなる?
そうかもしれないけど、カレンダーに限っては手書きがいいとは言い切れないので、使っていきつつ考えたいと思います。
マンスリーログに書くこと
さて、枠を引いて日付を振ったら、内容を書き込んでいきます。
- フューチャーログから記念日やアポを書き写す
- 仕事の予定を書く
- ゴミ収集日、テニスのレッスンや練習日など、決まっている予定を書く
下にあいたスペースには、習慣トラッカーを設けました。
月単位くらいでどんな感じか見たい習慣を、このページに入れるといいかと思って。
毎日はできないけど、週に2~3回するのが目標のテニスやブログの更新。
本当は毎日したいけど、ついサボってしまうストレッチ、の3つです。とりあえず。
できた日の欄には赤丸をつけています。
頭痛薬やアレルギー薬を飲んだ日も記録したいと思って、あとで追加しました。
こちらは飲んだ薬の頭文字を書いています。
左のスペースはTo Doリストに。
いつか決まってないけど、今月中にやりたいと思っていることをリストアップ。
できたら×で消したり、する日を決めてウィークリーやデイリーに移したら>の記号をつけたりしていきます。
×とか>とか、バレットジャーナルではキー(key)と呼ばれるこの記号についても、後日紹介しますね。
とりあえず、ひと月これで試して使い勝手をみて、今後どうするのがよさそうか考えていきます。
次回は、マンスリーの次に作るウィークリーログについてのご紹介です。
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