前回は「バレットジャーナルのはじめ方(3)マンスリーログを作る」で、マンスリーログについて紹介しました。
今回は、ウィークリーログを作ります。
ウィークリーログで1週間の予定を段取り
ウィークリーログは、見開き2ページに1週間の予定やタスクを書いていきます。
予定やタスクが多くて2ページに収まらないようなら、もちろんページを増やしていいんですよ。
この自由さが、バレットジャーナルの魅力です。
「バレットジャーナル公式サイト」では、コアコレクションとして、インデックス、フューチャーログ、マンスリーログ、デイリーログの4つが紹介されています。
ウィークリーログはありません。つまりオプションなんですね。必要な人だけが作るページです。
ウィークリーなしで、マンスリーとデイリーでタスク管理してもいいでしょう。
わたしの場合は、週単位で家事の心づもりをすることが多いので、ウィークリーを作りました。
主婦には、ウィークリーが何かと便利じゃないかなと思います。
たとえば、水曜日から忙しくなることがわかっていたら、月曜日に食材の買い出しと作り置き、火曜日に洗濯とアイロンかけをしなくちゃ…とか考えますよね。
今までそうやって頭の中で段取りしていたのを、ノートに書き出すわけです。
毎週続くことなのに、書くほうがかえって面倒じゃない?
書き出すほどのことでもないような?
そう思っていましたが、とにかく全部、しょうもない用事でも書き出してみると、ラクなんです。
書いたら、ひとまず忘れてしまってOKなのでね。
そのへんの紙切れやフセンにメモるのも、何も書かないよりはいいと思います。
でも、紙がどこかにいってしまったり、見るのを忘れたり、あとで見たとき「これなに?」となったりしませんか。
いつ、何をするのか、さっさと決めてノートに書いてしまう。
予定が変わったら、書き直せばいいんです。
手帳ほど、きちんと書かなきゃ感がないので、「とりあえず」全部どこかに書いてしまえる。
これ、バレットジャーナルのいいところです。
わたしのウィークリーログ
最初に作ったのがこちら。みごとに味も素っ気もありません。
2週目はちょっと色をつけてみた。
それにしてもあんまりなので、お手本を探しました。
3週目がこれです。
そして4週目。少しマシになってきました?
ネット上にいろんなレイアウトのお手本があるので、毎週どんなのにしようか選ぶのが楽しいです。
最初はいろいろ試して、好みのものを探すとよさそう。
気に入らなかったり、飽きたりしたら、どんどん変えられるのもバレットジャーナルの利点です。
クリエイティブで、アイデアがどんどん湧いて、自分でデザインできたらきっと楽しいでしょうね。センスがないのが悲しい。
でもね、誰でもマネすることはできるし、それだけでもけっこう楽しいものです。
ウィークリーログの使い方
枠組みを作ったら、中身を書き込んでいきます。
- マンスリーログの内容(記念日、すでに決まっている公私の予定やアポ)を書き写す
- マンスリーログのTo Doから、その週にやりたいこと、できそうなことを落とし込む
- 新たに入った予定、思いついた用事ややりたいことを曜日ごとに割り振る
週単位で確認したいことがあれば、カスタムであいたスペースに加えるといいです。
わたしは今のところ、習慣トラッカー、週の献立、出費ログをつけています。
習慣トラッカー
イチオシです。これ、励みになります。
わたしがウィークリーのページにつけているのは家事中心です。
ついめんどうで、まあ今日はいいか~となりがちなところ、トラッカーがあると少しだけやる気が出る気がします。
健康管理もいいですね。体重、体脂肪率、血圧、体温、歩数、食べた物のログとか。薬をのんでいる人は服用記録もあるといい。
わたしは日常的にFitbitを着けているので、歩数や心拍数、移動距離、消費カロリーなんかは自動で記録されています。スマホやタブレットでいつでも結果をチェックできるし、週1でウィークリーレポートがメールされてきて、こちらもエクササイズの励みになっています。
1週間の献立
晩ごはん何にしよう? 毎日毎日これ考えるの、ほとほとイヤになりません?
どうせたいしたもの作らないのに(爆)わたしの場合です。
今はコロナで買い出しは基本的に週1、多くても週2にしているので、食料品をまとめ買いしてきたタイミングで、買ってきた食材で献立を考えます。
仕事が忙しい日や、夕方からテニス♪に出かける日は、もちろん簡単な手抜き料理にしますよ。
献立を立ててから買い物するパターンもありですね。
日本のスーパーはいつ行っても品質が安定しているから、その方が無駄がないのかも。
こちらは生鮮食品のクオリティがいまいちで、その時、その店で一番新鮮そうなものを買ってくる感じになるので、わたしは買い物→献立の順番にしています。
献立といっても、ごくざっくりと簡単にですけどね。
それでも作るものが決まっているだけで、晩ごはん何作ろう問題が解消! 気がラクになります。
出費ログ
家計簿を続けるマメさがなくて、基本どんぶり勘定なんですが、だいたいいくらくらい使っているかは把握したい。
そこで、買い物をしてきたら、レシートを見て店名と金額を書き写す。このくらいならズボラなわたしでも続けられます。
1週間に食費をどのくらい使っているかの目安になって便利です。
それでウィークリーのページに記録することにしました。
マンスリーとどっちがいいのか迷っているところです。
その他
今週の目標、To Do、買うもの、ほしいものなどの欄を作ってもいいですね。
何でも書けるメモ欄もあると便利です。
前回の「バレットジャーナルのはじめ方(3)マンスリーログを作る」に続き、今回は初心者のわたしが作ったウィークリーログを紹介しました。
まだフューチャーログもマンスリーログも作っていない方は、「バレットジャーナルのはじめ方(2)フューチャーログを作る」を先に読んでみてください。
次回はいよいよ、バレットジャーナルの肝ともいえるデイリーログについてです。
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