テニスの試合中に、うっかりスコアを忘れてしまうことありませんか?
「スコアいくつだっけ?」と、何度もパートナーにきいている人、ときどきいますよね。
それ、わたしです。自慢じゃないけど、ほんとによくあります。
そもそも苦手なんです、全般的に数字を覚えるのが。
だから、スコア覚えておかなくちゃと思うと、それだけでかなりのプレッシャーが…。
ただでさえ貧弱な集中力が削がれてしまって困っていました。
今回は、そんな悩みを解決してくれた、スグレモノのスコアキーパーを紹介します。
ぱっと見て直感でスコアがわかるアナログがいい
このスコアキーパーは、ラケットのスロートに付けるタイプです。
システムがとってもアナログなんですが、だからこそ直感に訴えてきて、なにかと忙しい試合中も、ひと目でスコアを把握できるのがいいところ。
時計でも、デジタル表示だと、「あと何分」なのか引き算しないとわからないけれど(わかります?)、アナログだと一瞬ですよね。
12と3の位置関係を見たら、何も考えなくても、15分だとすぐわかります。
この、頭でなく直感で視覚的に把握できる感覚はアナログならではのよさですね。
装着はラクラク
装着といっても、バンドの両端がベルクロになっているので、こんなふうにスロートに巻いて止めるだけです。
スロートの太さに合わせて、キツさ加減を調節できます。
わたしのバボラはスロートの太さが上にいくほど細くなっているので、すっと動かせるゆるさで、ラケットを振ってもズレないきつさに、何度か微調整しました。
使い方はシンプル
ラケットのスロート部分に、片側4本ずつ巻きつけます。
両側ともいちばん下は黄色、その上にピンクかグリーンを3本ずつです。
で・き・た!
わたしは最初からピンクが自分、グリーンが相手と決めました。
いったん自分の色を決めたら、きっと途中で変えないほうがいいですね。どっちの色だったっけ?となると意味がないので。
試合中は、1つポイントが終わるたびに、ポイントを取った方のバンドを1本、手で下から上へスライドします。
15-0なら…
30-0なら…
しまった。30-40…
デュース!
アドバンテージを取ったら黄色を上げ、デュースに戻ったら黄色を戻す。
どうですか? ひと目でスコアがわかりますよね。
タイブレークになったら、1ポイントで半分まで、2ポイントで上まで動かします。
さて、ポイント今いくつ?
5-3! という具合です。
ね、ね、どうです? すばらしいでしょう。
わたしが考えたんじゃないけど(笑)
実際にゲームで使ってみました
これいいです! すごくラク!
えーっと、さっき30-15だったから……と、ひたすら覚えていようと頑張るのは、なにげに負担だったんだと実感しました。
スコアを覚えてなくてもいいとなると、なけなしの脳の容量をプレーのために有意義に使える気がします。
とってもいいです。
スライドするのを忘れさえしなければ…(爆)
使いこんでいくうちに、ポイントが終わったら動かすのが習慣になるといいな。
スコアキーパーもいろいろ
今回ご紹介したのは、izzersというブランドのTennis Score Keeperという商品です。
米アマゾンで8本組×2セットで12.99ドルでした。
可愛いケースに入ってきました。
中はこんな感じ。
ピンクがちょっと…という方には、ブルー/グリーンの色違いもあります。
スコアキーパーにはほかにもさまざまなタイプがあるので、レビューを参考に好みで選ばれるといいですね。
ちなみにわたしはこんな理由で、他のタイプを却下しました。
- 振動止め兼用でガットにつけるタイプ→ボールを当てて壊すに決まってる
- ブリッジやシャフトに貼りつけるタイプ→細かいダイヤルを動かすのにまごつきそう、数字が小さくて読めないかも(涙)
- 腰につけるタイプ→じゃまくさい、落として踏みそう
- ウォッチタイプ→デジタル表示が苦手、すぐ壊れそう、充電が面倒
というわけで、個人的には超アナログなスコアキーパーを選んで大満足!
これで試合に勝てる!…といいな。
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